【出産準備】「産後のイライラ」を激減させるお部屋づくり(全3回まとめ)

もうすぐ赤ちゃんに会える楽しみと同時に、「本当にやっていけるかな?」という不安を感じていませんか?
先日訪問アドバイスで、出産直後のお客様から連絡をいただきました。お客様は、引越しも考えたけれど、ちょうど良い部屋が見つからず、今の部屋を工夫して住めないかと言うご相談でした。そのお客様の場合は、部屋に余裕がある場所があったので、それを活用しつつ、家具を一部整理していただくことで、ご希望に合う状況を作ることにしました。
出産準備というと、肌着やベビーカー、オムツなどの「モノ」を揃えることに意識がいきがちです。でも、実はもっと大切なことがあります。それは、赤ちゃんを迎え入れる『お部屋の環境』を整えることです。私自身、2人の男の子を育てながらインテリアの仕事をしてきましたが、産後の身体の辛さと睡眠不足は想像以上でした。それを乗り越えるには、さらなる家事効率化への工夫が必要でした。
また、子どもの成長に合わせて、家の家具の配置やレイアウト、収納の仕方を変える必要を感じました。今日は、過去に大反響をいただいた「出産前にできる・あわてないお部屋の整え方」シリーズ(全3回)をまとめてご紹介します。「まだ準備できていない!」という方は、ぜひチェックしてみてください。
Step 1. 産前~1ヶ月:ママが倒れないための「コックピット」作り
赤ちゃんが生まれてすぐは、昼も夜も関係なく授乳とオムツ替えの連続です。ママの体力も回復していないこの時期に大切なのは、一歩も動かずに世話ができる環境を作ること。できれば、出産前に準備できていると安心です。
- リビングのどこにオムツ替えスペースを作る?
- 夜中のミルク、寝ぼけた頭でも失敗せずに作れる配置は?
- 意外と盲点な「お風呂上がり」の動線とは?
第1回では、産後の混乱を未然に防ぐための、具体的な配置のコツをお伝えしています。
▼【第1回】ミルク・オムツ・お風呂動線…退院直後から困らないための準備
Step 2. 寝返り・ハイハイ期:ホコリと配線は「赤ちゃんの敵」
赤ちゃんが少し大きくなって、床で過ごす時間が増えると気になってくるのが「衛生面」と「安全性」です。
- ルンバがスムーズに通れる床になっていますか?
- 空気清浄機やスマホの充電ケーブル、床に這っていませんか?
大人の目線では気にならないホコリやコンセントも、ハイハイする赤ちゃんにとっては大きな危険です。掃除がラクになる=赤ちゃんが安全になる、そのための部屋作りのポイントを解説しました。
▼【第2回】掃除のしやすさが鍵!動き出した赤ちゃんを守る床と配線対策
Step 3. つかまり立ち・あんよ期:「ダメ!」と言わないための先回り
つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんの行動範囲は劇的に広がります。「テーブルの上の熱い飲み物」「飾り棚のガラス製品」……。
ヒヤッとするたびに「ダメ!」「触らないで!」と叱り続けるのは、ママにとっても辛いですよね。
- お気に入りの家具を守る方法は?
- リビングが「おもちゃ」で溢れかえらないための収納術
- 危険なものを「隠す」のではなく「管理する」視点
子供の好奇心を大切にしながら、親もストレスなく暮らすための「家具配置」と「モノの整理」についてお話ししています。
▼【第3回】危険回避とインテリアの両立。親子が笑顔で過ごすための最終調整
「自分たちだけで考える」には限界があります。ここまで読んで、「やらなきゃいけないことが多すぎる…」とため息をついてしまった方もいるかもしれません。
大きなお腹を抱えて、あるいは産後の寝不足の中で、家具の配置を変えたり収納を見直したりするのは本当に大変な作業です。また、ジョイントマットを敷き詰めすぎて「なんだか生活感丸出しの部屋になってしまった…」と落ち込む方も少なくありません。
そんな時こそ、プロを頼ってください。RA-CREAは、単なる安全対策だけでなく、*ママがお気に入りのインテリアを楽しめることを大切にコーディネートをご提案しています。
- 今持っている家具をどう配置すれば安全か?
- 将来、子供部屋を作ることも見越したレイアウトは?
- おしゃれで安全なインテリアアイテム選び
これらを、あなたのお家の間取りとライフスタイルに合わせて具体的にアドバイスいたします。
赤ちゃんが生まれる前の「今」だからこそできることがあります。
まずは、現在の間取り図を見ながら、オンライン相談でお話ししてみませんか?
▼まずはお気軽にご相談ください(オンライン対応可)
ご自宅への訪問アドバイスもしています。
子どもが少し大きくなったときの収納の事例については、こちらをご覧ください。
実際にお子様が生まれる前にお部屋のコーディネートを依頼いただいたお客様の事例
小さなお子様がいらっしゃる方の事例
この仕事をしていて、赤ちゃんたちに会えるのも、楽しみの1つです。出産後も楽しく過ごせる部屋づくりをお手伝いしていきたいと思います。






