明るいけれど、落ち着いたリビング 

マンションの高層階のお客様です。インテリアと収納を見直したいとお問合せいただきました。

部屋のお悩み

カーテン

実は、高層階で外からの日差しが強く、部屋が高温になるため、以前はこげ茶の遮光カーテンと木製のブラインドをつけられていました。昼でもカーテンを閉めることが多いく、そのため部屋が暗く感じられてしまいました。 

リビングダイニング

お子様が小さいこともあり、お子様が動けるスペースをつくりたいこと、ダイニングテーブルは、丸テーブルがいいかなというご希望でした。   

しっかり遮光できて、暗くならない カーテンの提案

日中でもカーテンを閉められることが多いようなので、遮光性があるもので、明るく感じられるカーテンを検討しました。もともとつけられていたダークブラウンの木製のブラインドは残したままにしたいというご希望でしたので、最終的にレールを追加して、ブラインドの手前にカーテンとレースをつけることにしました。

手前にレースをもってくることで、明るく感じられるようにしました。さらに季節によってブラインドで日差しを調整しながら、レースの透け感も楽しめるようにと考えました。遮光カーテンで遮ってしまうと、閉塞感がでてしまうので、気温として大丈夫であれば、外とのつながりを感じていただけると良いと感がえました。レースは、光沢のあるグレー色です。日差しを少し遮ることができるもので、上品な雰囲気が素敵なレースです。お部屋の床とも相性がいい色で、これしかないと思い提案したところ、気に入っていただけました。

レースの後ろに遮光カーテン、その後ろにブラインドがついています。

遮光カーテンもライトグレーの色で締め切ったとしても、落ち着いた印象で、以前よりお部屋が明るく感じます。

実際にお部屋の中にいると写真よりは、明るい感じがします。写真を見てお気づきの方もいるかもしれませんが、レースは1枚で仕上げており、真ん中で分かれていません。

家具の提案

テレビボードは、こんな感じが好きという写真を拝見して、その雰囲気と収納量を考えて写真のテレビボードを提案しました。色は、扉がグレージュ、天板と本体がウォールナットの色です。普段はダイニングで過ごすため、テレビボードの高さは、ダイニングに合わせた高さにしています。

ダイニングテーブル

ダイニングテーブルのご希望として、丸型のテーブルを希望されていました。石の素材などいろいろなデザインや素材のダイニングを見ていただきましたが、最終的にウォールナットの木の素材を選んでいただきました。テーブルの円の大きさは悩まれていました。特にお部屋でどのぐらいの大きさになるか気になるということでしたので、新聞紙を同じ大きさに切って置いてみて、最終的に直径105㎝の大きさで決まりました。

照明

お部屋のアイキャッチにもなる、ペンダント照明は、ルイスポールセンのスノーボールで決まりました。こちらもいろいろなデザインを見ていただきましたが、この照明を気に入っていただきました。丸いダイニングテーブルととっても良く合います。

その他、部屋を明るくする照明は、スポットライトを使いました。調光だけでなく、調色できるもので、カーテンを閉めた日中は、白い光、夜はオレンジ色の光と色を変えていただけます。

アート

最後にアートを提案しました。お客様に提案したアーティストの中から、気に入っていただいたむろまいこさんの作品です。お客様と一緒に個展にでかけて、選んでいただきました。カラフルな鳥がかわいらしい作品ですが、木の幹の部分は金箔を使われていて、外からの太陽の光できらきらと光って見えるところも素敵な作品です。