働ける美術館

働ける美術館は、アートが飾っている場所で仕事ができるワークスペースです。さらにお願いすれば対話型鑑賞の体験もできます。アートの見方やアートがわからない!という方にも、簡単にアートを楽しむことができるのが、対話型鑑賞法です。

対話型鑑賞法とは?

興味があったのは、普通の対話型鑑賞ではなく、ビジネスマンに向けて、より答えやすい対話型鑑賞法が採用されていること。「なぜ世界のエリートは美術館へ行くのか」の著者、奥村孝明さんが監修されたそうです。


はたらける美術館では、アート作品という「正解のないもの」に触れ合うことで自身の創造性に気づくことができます。 「エグゼクティブは美術館に集う」の著者である奥村隆明教授に監修を受けた対話型鑑賞プログラムを体験いただくことで自身の中にある創造性を実感いただきます。日本企業の強みを解説した「知的創造理論(SECIモデル)」を背景に、対話型鑑賞を日本のビジネスマン向けのプログラムにアレンジしたプログラムです。

http://art-housee.com/yoyogi/

私自身は、対話型鑑賞法のファシリテーションも学びましたが、答えやすいように質問を工夫されています。今回は知人と2人で行きました。絵を見てお互いの意見を言うのですが、2人とも違う意見だったので、「そんな考え方もできるのね〜」とお互いに感じました。知人は、はじめて他の人と絵をどう感じたかを話したそうですが、とても話しやすく楽しかったということです。
体験を細かく書いてしまうと楽しみが減るといけないので、詳しくは書きませんが、おすすめは1人より数人で行かれると、いろいろな意見がでてきて楽しいと思います。作品は、1ヶ月に1度程度変わるようです。

どんな場所?どこにあるの?

場所は駅から徒歩9分ぐらいの場所で、住宅街の中にあります。なぜこんな場所に作ったのかとお聞きしたら、こんな住宅街で駅から離れているところでも人がくるのか?ニーズはあるのか実験的にこの場所を選ばれたそうです。
普通のワークススペースをイメージしていたので、いくつかお部屋があるのかと思っていたら、一部屋しかなく贅沢な空間でした。
内装は、和を感じさせる空間で、部屋に入るとお香の香りと、静かな音が流れています。お茶やお菓子も食べることができ、じっくり内省する場所にはよさそうです。靴は脱いで入るシステムです。

働ける美術館の住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-34-12

http://art-housee.com/yoyogi/ にて予約ができます。

対話型鑑賞に興味がある、アートを楽しみたい方に

楽しくこどもの可能性を広げる ~アートのある暮らし~の自宅セミナーを不定期に開催しています。セミナーでは、対話型鑑賞を体験いただいたり、こども達と一緒にアートを楽しむ方法をお伝えします。不定期に開催しています。詳しくは、下記をご覧下さい。次回は2月25日です。

https://www.racrea.com/archives/category/seminar