写真整理で見つけた、フランス・ロンシャン一人旅の思い出

今日は、思い出をお話ししたいと思います。
思わず時間ができたので、ずっとウィッシュリストにあった「写真の整理」に取り掛かりました。 何をしたかと言うと、ハードディスクに保存していた写真データを、Amazon Photosに移して管理するようにしました。
理由は、ハードディスクは物理的なもので壊れるリスクがあるため、そのバックアップ(予備)としてAmazon Photosを使うことにしたのです。 最近の携帯で撮る写真は自動的にAmazon Photosに共有されるようになっていますが、それ以前の古い写真をアップロードするのが今回の目的でした。その作業が途中で終わっていたので、完了させました。
2つ目の理由としては、リビングに置いているアマゾンの端末で写真を見るためです。 子供の小さい頃の写真や思い出の写真を家族で気軽に共有できるので、とても重宝しています。 写真をみながら、「この頃は、●●だったね」なんて話すきっかけにもなります。それまではずっとハードディスクに眠ったままだったので、このように活用できてよかったと思っています。
次の課題としては、ビデオの保存です。昔のビデオデータはファイル形式が古くアップロードできないため、形式を変換して保存することに取り組みたいと思います。ファイル形式も時代によって変わっていくので、できるうちに変換しておきたいです。
そのような写真整理をしている中で、懐かしい写真を見つけました。 それは、結婚前、仕事が忙しくてなかなか行けなかったフランス旅行へ、ようやく1人で行ってきたときの写真です。目的は、建築やアート、観光をするためです。たロンシャン礼拝堂、モンサンミッシェル、ロワール地方のお城を見たいと思っていました。
その頃の写真はほとんどフィルムカメラで撮っていたのでデータとしては残っていないのですが、当時持っていた携帯のカメラ機能で撮ったデータを見つけたのです。写真を見て、ちっちゃいと思ったのではないでしょうか。当時のカメラの写真のデータは小さかったのようです。

写真は、フランスにあるロンシャン礼拝堂です。有名な建築家コルビジェが建てた教会で、キノコのような面白い形をしています。 この建物は、学生のときに教科書に載っていて、私が最初に「建築って面白いな」と思ったきっかけの場所だったので、フランスに行った時にはぜひ訪れてみたいと思っていました。
ただ、その頃は交通の便が悪かったので、行くのがとても大変でした。 そこへ行く手段は、電車に乗って、駅から歩いて30分ほど。当時はGoogleマップどころか地図もなく、ガイドブックの端の方に書かれている駅名と「駅から歩いて行ける」という情報だけを頼りに向かうことにしました。
駅に降りたらほとんど人がおらず、通り掛かりの人も1人か2人いたくらいです。その人たちにどこにあるかを聞いて、ひたすら山の中を歩いて登りました。本当にこんなところにあるのかなと不安に思ったのですが、何とかたどり着くことができました。
1人だったので心細かったのですが、その建物につくと観光客の人がたくさんいたのでほっとしました。 その時の写真をこちらにアップします。当時の携帯はそれほど高性能ではないので、写真のサイズがとても小さいです。今のような高性能なスマホがあったら、もっと素敵な写真が撮れたただろうなぁと思います。



私が建築に興味を持つきっかけになった建物なので、訪れることができて本当によかったです。そして、情報が少ない中でちゃんとたどり着けたのは、我ながらすごいなぁと思います。
これからの写真は、このようにクラウドに保存していくことになると思います。ただ、私はついつい写真をたくさん撮ってしまうので、年末年始の移動の際などに1年間を振り返りながら、不要な写真は消していきたいです。似たような写真も、ベストな1〜2枚だけ残して整理していきたいですね。

