兄弟相部屋、生活のリズムの違いからでてきた問題

こんにちは、中西です。先週に続き、子ども部屋のお話です。子どもは2人男の子がいるので、兄弟で同じ部屋を使ってもらっていますが、最近年齢による過ごし方の違いによる問題がでてきました。

現状を説明すると、今の住まいは3LDKですが、1部屋は仕事部屋にしているため、のこりの2部屋は、子ども部屋と夫婦の寝室として使っています。

出てきた問題

出てきた相部屋の問題はどのようなものかというと、

・夜、兄は部屋で勉強したい、弟は寝たい。でも、天井の照明が明るくて眠れない。

・夜、兄は友達とベッドに座りながら電話をする。弟は寝たいけれど、兄の声がうるさくて眠れない。

・夜、兄は部屋でゲームをしたい、弟は寝たい。でも部屋が明るいし、ゲームの操作音がうるさくて眠れない。

というものです。

生活や寝る時間が違うことで喧嘩になりました。しかも、これから寝ようというタイミングなので、本当にストレスです。

それぞれの問題は別々の日にでてきましたが、1つずつ対応をしていきました。

夜、長男は部屋で勉強したい、次男は寝たい。
でも、天井の照明が明るくて眠れない

次男はまだこれから成長盛りなので、ぐっすり寝て欲しい。でも兄の生活もあるのでどうしようと悩みました。

部屋には、机が1つ、2段ベッドが1つ、各自の服や教科書類の収納が置いています。

2段ベッドの下は、長男。上は次男が使っています。最初考えたのは上と下を入れ替えて、照明の影響を少なくしてあげようということでした。しかし、二人に聞くと今のままがいいということ、別の方法を考えることにしました。

次に照明の明るさを防ぐために、カーテンで仕切きろうと思いました。家は賃貸のため、天井や壁に穴を空けるわけにはいきません。

いろいろと探して見つけたのが、押し入れの中にハンガーをつけるための突っ張り棒。それに、カーテン用の長い棒を渡してカーテンをつけました。

カーテンは、遮光性のあるもの。上手くいくか分からないので、試しにニトリで購入。ニトリの遮光カーテンは、裏地付で重さがあり、断念。代わりに部屋のインテリアに合う厚手のカーテンにすることにしました。

これで、夜の照明の件は大丈夫になったのですが、次にゲームの音がうるさいという次男のクレームがでました。

夜、長男は友達とベッドに座りながら電話をする。
次男は寝たいけれど、兄の声がうるさくて眠れない。

やっと照明の明るさについて解決できた!と思ったら、別の日には、長男の長電話がうるさいという弟からのクレーム。

兄も年頃なので、友達と電話したいこともあるだろうけど、とは思いますが、寝ようとしている方からすると煩い。声が大きいのも原因の1つです。

これは、弟が寝る時間になったら、部屋を移動してほしいということで落ち着きました。

夜、長男は部屋でゲームをしたい、次男は寝たい。
でも部屋が明るいし、ゲームの操作音がうるさくて眠れない。

これでゆっくり寝られると思ったら、次男からゲームがうるさいというクレーム。

勉強のときは静かですが、ゲームだと、コントローラーのカチカチという音が響きます。さらに、「うわー!」「えーっ」という叫び声もあり、本当にうるさい。どうしたものか考えました。

これは、ゲームの時間を11時までにするということで落ち着きました。

ところが・・・

ゲームを自分の部屋でしたくない

これで終わったと思ったら、長男が急に「ゲームは勉強机の横でしたくない」と言いだしました。それまで子ども部屋のデスク横にディスプレイを置いて、ゲームをしていました。とりあえず置き場所を変えてみようということで、子ども部屋の中で別の場所にディスプレイを移動させました。

しばらくすると、「子ども部屋は勉強する部屋にしたいから、ゲームをする場所を別にほしい」と言いだしました。私の仕事部屋を貸してくれといいだす始末。私が仕事をしていないときならいいと言ったのですが、片付けが面倒だったのか、それとも昼間使えないからか、結局1日だけ試して、「やっぱり別の場所に置きたい」と言いだしました。

次に候補となったのは、ダイニングテーブル。確かにテーブルは広いし、コンセントがあるので置けなくはありません。ここならいいでしょうと、ディスプレイを移動してゲームをはじめました。

ところが、最初ゲームが終わったらテーブルの上は片づけると言ったのに、初日だけでその後全く片付けないではないですか。ごはんを食べようと思うと、私がそれを片付けなきゃいけない状況になってしまいました。それだけでもストレスなのに、さらに、ディスプレイの黒い画面が思った以上に圧迫感があり、どうしても嫌で耐えられませんでした。

2、3日経ったころ、「耐えられないから、ここはだめ」と言いました。しかし、代わりの場所を見つけないといけません。長男のこだわりとしては、高さがテーブルほどあるところでないと嫌だというので、ディスプレイのスタンドを購入して、移動式にしようかと思っていました。

移動式にしても、結局片付けるのは私の役目になりそうで、なんとかならないかなと部屋を見回しているうちに、いい場所が見つかりました。それは、リビングのテレビの横の観葉植物を置いていた場所です。鉢植えは移動させないといけませんが、その場所なら電源もあり、ディスプレイを置けるスペースもありました。

試しにディスプレイを置いてみたところ、たまたまWi-Fi機器にも近い場所で通信環境が良く子どもも喜んでいました。私としてもダイニングテーブルがもとの状態で使え、いちいち片付けもしなくてもいいので満足でした。もし移動した植物が問題なく育ち、子どももその場所で落ち着くようなら、その場所に合うディスプレイスタンドを購入しようと考えています。

子ども部屋問題まとめ

家族の年齢や生活か分かることで、最適な住まいは変わると再確認した出来事です。その都度、ライフスタイルに合わせて、部屋の使い方、インテリアや収納、家具のレイアウトを変えなきゃいけない状況が出てきます。

子ども部屋は特に、子どもの成長が早く、生活リズムも変わるため、部屋の使い方を変える頻度も多いのではないでしょうか。部屋の数を増やしたり、部屋を広くしたりということはできないので、決まった部屋の大きさをどう使うか工夫が必要です。

今回は夏休み中の出来事で、家の中で仕事をしている私にとっては、ストレスの大きい出来事でしたが、試行錯誤の上、家族みんなが納得できる答えを見つけることができて良かったです。今回悩んだことも、きっと仕事で役に立つのだと思います。

もうすぐ夏休みが終わるので、少しゆっくりできるかしら。お子様と夏休みを過ごされた皆様、あともう少しです!それでは、良い週末をお過ごしください。