子どものゲーム音に悩まされて…遮音カーテンの体験レポート

こんにちは、中西です。私の家で、遮音カーテンを使ってみました。遮音カーテンは、音を遮ってくれる効果の高いカーテンです。遮音カーテンは通常の厚手のカーテンよりも、より音のエネルギーを吸収するカーテンになっています。普通のカーテンよりもかなり重いです。普通のカーテンのように種類が豊富ではありません。色の幅はありますが、柄などはありません。
遮音カーテンは遮音効果を上げるために、密閉性が出るように上下に隙間を埋めるような高さ調整ができるようになっているものもあります。マジックテープで微調整をして、音がもれる隙間をつくらないようになっています。
今回、窓ではなく部屋のドアに付けました。ちょうどドアの上にピクチャーレールがあったので、それにカーテンを吊ってドアを覆い隠すように取り付けました。ピクチャーレールは元々、賃貸の住まいに付いていたものです。
この部屋に遮音カーテンをつけようと思ったのは、夜、子どもの1人がゲームをするのですが、時々話し声が大きく、目が覚めてしまうので少しでも軽減できないかと思ったことが理由です。問題は、息子の声が大きいということ、そして、ドアはあるのですが隙間から音が漏れることから何か対応ができないかと考えました。
実際にカーテンを取り付けてみて感じたことは、カーテンがかなり重いということです。重いので、取り付けもしづらいです。そして、普通のカーテンとは違い、ひだがなくフラットな仕様なので、見た目がのっぺりとした雰囲気になります。
実際の音の効果としては、音が少し沈んだように聞こえます。部屋にいる時は外からの音が小さくなっていると感じますし、反対に部屋の中の音が外に聞こえる時に、音の大きさが少し小さくなったように感じます。全く音が聞こえないという状況にはなりませんが、少しでも静かな環境を作るというのには効果があるようです。
ただし、しっかり隙間をつくらないようにしないと効果は半減します。なので、遮音効果を高めるには、裾や脇の隙間を作らないように、隙間いっぱいに取り付けることが必要です。さらに、カーテンが重いので、出入りを頻繁にする、開け閉めを頻繁にする場所には通常のカーテンのように動かせないので、あまり向いていないと感じました。実際、残念ながら出入りはしづらいです。また出入りするときに、カーテンと壁との隙間ができてしまうこともあります。出入りしづらいのですが、マジックテープなどを使ってしっかり隙間をなくすような対応をするのが良いと思いました。
写真はピクチャーレールに取り付けたカーテン。ピクチャーレールのフックが足らなかったので、後付けのフックを足しました。上の部分もマジックテープで高さを調整できるようになっています。

それ以外に、遮音カーテンの種類によってはコーティングされているので、その素材の匂いがあるものもありますので、匂いが気になる人は、実物やサンプルを確認しておくと安心です。また、取り付け箇所については、重みがあるので丈夫なカーテンレール、または強度の高い下地やレールが必要です。
写真は裏側のようす。マジックテープで高さ調整ができるようになっています。ぺったりと壁のようについているので、出入りはしづらいです。出入りが頻繁なところにはおすすめしません。


このカーテンは、息子が家から出るか、夜のゲームやチャットなどをしなくなる状況になれば取り外したいと思っています。使うとしてもあと3、4年と思うので、出入りはしづらいのですが、それより夜の音が気になるので、使っていきたいと思います。