リビングダイニングと子ども部屋 トータルコーディネート事例

トータルコーディネートの提案事例をご紹介します。

ご依頼いただいたこと

ご夫婦とお子様2人のお客様。お子様が小学校に進学するにあたり、部屋の使い方を考えたいとご相談いただきました。小学校に上がると、自分の支度だけでなく学校に行く準備をしますし、勉強など生活のリズムやスタイルも変わってきます。だんだんと親の手が離せるような準備ができるように、将来的な使い方を踏まえ、家具のレイアウトをお話させていただきました。

インテリアの提案

今回ソファとテーブルを新しくされるということでしたので、ソファやダイニングの家具の提案とともに、リビングダイニングの家具レイアウト、お子様のデスクやベッド、家具レイアウトの提案もしました。

家具のレイアウト

私が得意で好きなのは、家具のレイアウト提案です。図面を見ていると、色々と案が浮かんできます!この家具の配置だけでも、暮らし方って変わります。実際に家具があるのであれば、家具を動かしながら検討するものいいと思います。

今回は、将来的な過ごし方も含めて、どのぐらいのサイズの家具が良いか、どう配置するといいか、3つほど案をおつくりして、お伝えしました。

お客様のご希望として、

家族みんなでソファに座ってテレビがみられるといいな

ダイニングからもテレビが見たい

というご希望をいただいていました。

上のプランは、テレビを斜めに置いたパターンです。お伺いしたときもテレビが斜めに置かれていたので、現状に近いレイアウトです。

こちらが、おすすめしたプランで、最終的に決定したものです。テレビをソファ正面に置いていること、ダイニングにテレビが必要なら、ダイニング側に置くことを提案しました。

子どもが成長するにつれ、さらに子どもが複数いると、見る番組が変わってくることもあります。さらに、ゆっくり過ごす時間、ソファからテレビがみやすいようにし、ソファを優先させることが、ゆったりした時間を過ごすことにもつながります。

さらにこのレイアウトの良い点は、ソファとダイニングとの距離が80㎝ほどとれることです。元気なお子様がいる場合、通路幅は広くとりたいです。そして、通路を広くとる方が、部屋も広く見えますし、ストレスなく過ごせる部屋になります。

納品した家具

残念ながら、ソファとダイニングの写真を撮るタイミングを逃してしまったのですが、オーダー家具の納品の写真をご紹介します。

こちらは、お子様の部屋の本棚です。子ども部屋には、本棚が欠かせません。部屋を広く、そして有効に使うためにここに本棚を置くことになりました。

地震のときにも転倒の心配がないよう、壁に固定しています。さらに部屋のスイッチが被ってしまっているのですが、開口を開けON、OFFできるようにしています。今後は、照明器具はリモコン式のものでもいいかなというお話もありました。

さらに壁にコンセントもついていましたので、コンセントを使いたくなったら使えるように、こちらも開口を開けています。さらに、家具の足元に家具用コンセントを設置して、電源をとれるようにしました。

将来的な家具の位置をイメージして、使いやすいように提案しています。

こちらは、ダイニング側の収納です。ダイニングテーブルの横に置きます。文具や薬、ウォーターサーバーを置ける収納です。こちらもコンセントが壁面にあったので、それらを使えるよう、配線穴や開口を設けています。家具の天板にはコンセントがあるので、携帯の充電に使えて便利です。