ベッドの選び方 2


こんにちは、中西です。あっという間にもう4月の中ばになってしまいました。子ども達の学年もあがり、まだ新しい生活に慣れずにいます。

今週は、先週のベッドの選び方のつづきをお伝えします。


マットレスは、時間をかけて選ぶ

マットレスを選ぶときは、時間をかけてください。
マットは、柔らかすぎると、寝返りの回数が多くなり眠りが妨げられること、硬すぎると、背中の骨がでたところが痛くなり、寝返りがうてないことがあります。このバランスを取るために様々なメーカーがしのぎを削り、多種多様なマットがつくられています。


パッドでも変わる

そしてマットと同じように大事なのか、ベッドパッドです。このパッドの種類によってゴロンと横になった時の感触というのが変わってきます。
ベッドパットとマットの組合せで、理想の寝心地をカスタマイズできます。1日8時間の睡眠と考えると、1日の3分の1を過ごすベッド。

そして、睡眠の質は、起きているときの生産性にも影響があります。マットは10年以上使えるので、予算と相談しながら、理想の寝心地を追及してみてはどうでしょうか。

私が選んだのはウールです。もっちりとした弾力のある感触が気に入りました。実は、昨年行ったアメリカのホテルのベッドが想像以上に寝心地がよく、ぜひ家でもそれが実現できればなあとずっと思っていました。そのベッドが横になるとすごくふんわりしていてとても気持ちが良かったのです。

今回はそれを再現するために、ウールのパッドを選びました。ウールは吸湿性や放湿性が優れいるので、夏でも快適と言われています。保温性もあるので、実際に夏どうか確認していきたいと思いますが、今は寒くなっているのでいい感じです。


ヘッドのデザイン

ベッドヘッドがないベッドもありますが、本を読んだりして、背もたれが必要な場合はベッドヘッドがあった方が、壁紙の汚れ防止になります。
ベッドヘッドの形状によって、ベッドの長さが変わります。

部屋の形状によっては、ベッドを置くと歩くスペースが狭くなってしまうところもあるので、部屋の形と、ベッドの大きさ、そして歩くスペースがしっかり確保できるようにしましょう。

歩くスペースは、最低でも40㎝以上欲しいです。着替えたりする場合は、80㎝以上のスペース、壁に沿わせてベッドを置く場合も、ベッドメイキングするスペースを少しあるとベッドメイキングがしやすくなります。


ベッドの角に注意

ベッドを選ぶときに、ベッドの角のデザインを確認しておきましょう。
ベッドと家具や壁との間が狭いほど、ベッドの角に足をぶつけてしまう可能性が高いです。寝室では素足で移動することも多いので、ダメージが大きいです。

家具の角に足をぶつけやすい人は、角の仕様も確認しておきましょう。
収納タイプの場合、箱型になっているのでぶつけにくいですが、脚が内側に入っているデザインのものは、角にぶつけやすいので要注意です。


収納付きのベッドには注意が必要

マンションの間取りから、収納量を確保したいということで、収納付きのベッドを選ばれる人も多いのではないでしょうか。収納付きのベッドを選ぶときには、注意が必要です。特にマンションの1階、戸建ての1階に寝室がある場合、湿気が溜まりやすいので、収納にいれたものにカビが生えやすいです。

寝室は、寝ている間の呼気、汗などで湿度が高くなりますので、湿度が高い部屋にはあまりおすすめしません。どうしてもという場合は、湿度を取り除くように除湿器をこまめにつけたり、除湿剤をこまめに取り換える、頻繁に換気をするなどして対応しましょう。 


それでは、良い週末をお過ごしください。