こども部屋の家具、こどもの成長に合わせた家具の選び方・使い方 無印の事例

どんな家具をこども部屋に使ったらいいですか?と聞かれることがあります。こども部屋の収納として、よくおすすめしているのは、無印料品のスチールラックです。なぜかというと、価格もすごく高くはなく、丈夫だからです。さらにユニットの種類も豊富なので、こどものニーズや成長に合わせて組み換えして使えるからです。
無印のスチールユニットをどう組み合わせしたら、どんな風に使えるのか、実際に使っていた実例写真をもとにご紹介します。

保育園&幼稚園のころ

この写真は、下の子が保育園で、上の子が幼稚園のとき。置いているものは、おもちゃ、本です。
白いボックスの中には、ぬいぐるみや、大きなレゴブロック、プラレールなどを入れていました。

また棚の上には、おもちゃや工作など飾れる場所にしていました。何をどこに置けば良いか、場所を決めてあげていると、こどもも片付けしやすくなります。

写真は、こどもが幼稚園に行き始めた頃。こどもが成長してきて、2段ベッドを置くことにしました。収納の位置が変わっているのは、そのためです。こどもの興味が変化しやすい頃は、おもちゃが増えます。昔のおもちゃも下の子が使うのでまだ捨てられない、という時期はおもちゃが増えます。
部屋をすっきしさせるため、そして洋服の場所をつくるため、一部のおもちゃは押入れに入れました。
洋服は、自分でお支度できるように、こどもが取れる高さにしました。横の引き出しには、下着やパジャマ、Tシャツなどが入っています。

いつも自分でお仕度できてはいませんでしたが、「自分でしたい」という気持ちを持った時に、行動を起こしやすいような環境を作るようにしていました。すぐには出来ない事もいっぱいですし、時間はかかりますが、環境をつくることで段々と身につけてくれます。

幼稚園&小学校低学年

写真は、お兄ちゃんが小学生、弟が幼稚園の時です。こどもが小学校に入ると、ランドセル、教科書、ノートと置くものが変わります。特に小学校の準備がしやすいように、棚の組み合わせも変えました。

幼稚園の子は、しまじろうなどの通信教材や付録が増えていたので、それらをざっくりと置けるかごを置いています。モンテソッリーの幼稚園に通っていたこともあるのか、工作が好きで、文房具はすぐとりだせるように引き出しに収納。本はお兄ちゃんと弟の2人の本を一緒に置いていました。

小学生&小学生

そして、お兄ちゃんの学年が上がってくると、そろそろ勉強机も必要かな?と思い、机を置くことにしました。2年生ごろに置いたでしょうか、ですがこの机は低学年のときにはあまり有効的に使われることはありませんでした。どちらかというと、ダイニングテーブルを使って勉強することが多かったです。机を置くために、棚を組み替えました。高さをだして、収納量をカバーすることにしました。
上の段は、お兄ちゃん。下の段は、弟用。それぞれランドセルと、教科書、ノートが置ける場所をつくりました。

教科書やノートが迷子になることがあるので、兄弟の場所なるべくはっきり分けることが必要です。

こどもの成長に合わせ、洋服の収納も高さを有効に使った収納に変えました。
パイプを2段にし、オフシーズンのものは上の段に置き、普段使うものは下の方にかけるようにしました。こどもが小さいころは、服の丈も短めなので、このような形で2段に使うことができます。

この時は、家事の手間を省くため、ハンガーで干して、ハンガーのままパイプにかけるという事を試していました。なので、たくさんのハンガーを掛けられるようにしたのを覚えています。
下着類、靴下は、引き出しの中です。今もそうですが、自分の支度に必要なものは、手が届く範囲に置くようにしていました。
今はまた家具のレイアウトが変わってます。それは、また次回ご紹介したいと思います。