寝室のインテリアの決め手のカーテンとベッドリネンは、どう決める?

こんにちは、中西です。寝室のインテリアコーディネートで面積が大きいものがカーテンとベッドリネンです。この部分で部屋の印象が変わります。では、それをどう選ぶかですが、カーテンやリネンも種類が多いので、どこから手をつけると良いか迷うのであれば、カーテンかベッドリネンどちらを優先するかを決めると選びやすいです。

リネン

ベッドリネンは、色柄が素敵なものも増えてきましたが、直接肌が触れるものなので、肌触りや使い心地を考える必要が出てくることでしょう。色や柄が素敵だけども、肌に触れる感触が好みでないと言う場合もあるからです。肌触りを優先して考えるのであれば、カーテンで柄や色を取り入れる方が探しやすいです。

ベッドリネンがシンプルになりすぎてつまらない。もう少しちょっと工夫した工夫したい。デザインのものを取り入れたいと場合は、季節に関係なく使えるベッドカバーや、飾りのクッション、ベッドスローで、アクセントを加えてあげるとおしゃれな印象になります。ベッドカバーはベッド全体にかけるので、生地の量が多く金額が高くなりますが、部分的にかけるベッドスローやクッションだと生地の量も少なく、価格を抑えられるので取り入れやすいアイテムです。

カーテン

カーテンも種類が多いので迷う場合は、必要な性能を書き出して、それに合うものから探すと、探しやすくなります。カーテンの性能で主になるのは、

ウォッシャブル
遮光
防炎 です。

ウォッシャブルは、家庭で洗うことができるカーテンです。家で洗っても伸び縮みが少ない生地です。

遮光性については、先週お伝えしたとおりです。詳しくは下記をご覧ください。

防炎機能は、燃えにくく加工されていて、火災時に燃え広がりを抑えてくれるカーテンです。火災の際天井に火が回らないように、使わないといけない建物があります。例えば高さ31mを超えるマンション(目安としては10階以上のマンション)は、1階であっても、防炎のカーテンを使う必要があります。特に輸入のカーテンは、防炎性能がついていないものが多いです。

カーテンのカタログに後防炎可能という表記がありますが、防炎性能がないカーテンでも、加工することでその機能を持たせることができます。ただし、防炎性能を持たせるために薬品につけますので、もともとの質感や色が多少変化する可能性があります。

結局、カーテンの種類はたくさんあるのですが、カーテンをつける場所の条件を整理すると、範囲は狭まってきます。

まとめ

カーテンやベッドリネンを選ぶときには、

まず部屋のイメージを決め、カーテンかベッドリネンの優先度の高い方から選びましょう。
肌触りを優先させるのであれば、ベッドリネンから決めて、カーテンを選ぶ手順が進めやすいです。
カーテンは、必要な性能を念頭に、条件の合うものから探すと範囲が絞り込めて選びやすくなります。

それでは、良い週末をお過ごしください。