リビングの家具とレイアウトのご相談 訪問アドバイス事例

こんにちは、中西です。今日は、訪問アドバイス事例の紹介です。


相談内容

小さなお子様がいらっしゃるお客様から訪問アドバイスのご依頼をいただきました。子どもがリビングで過ごすので、どのような家具のレイアウトだと安全か、お部屋をよく見せるには、どのようにすればいいかという相談でした。

お子様がソファに登ってしまうので、子どもスペースをどうすればいいか?というお悩みをお持ちでした。

アドバイスしたこと

1)家具レイアウトとソファのお悩み


当日お客様のお悩みを聞いて結論として、家具のレイアウトは、今お客様がされているレイアウトが良さそうでした。

ただし今お持ちソファのサイズが大きく、背もあるので、希望に近づけるには、見た目がスッキリして背も大きくない、今より幅もコンパクトなものに買い替えするのをおすすめしました。

またお子様がソファのに乗るので家事をしている間落ちないか心配というお悩みについては、ソファの買い替えや家具の位置で解決が難しいこと、

もう少し大きくなれば、ソファから落ちることも無くなるので、それまで奥様が家事をされる時は、ゲートをつけている和室でお子様は過ごしてもらうのが良さそういう結論となりました。

2)部屋をよりよく見せるアイデア


部屋をより素敵に見せれるようにしたいとご希望がありました。提案したことは、部屋の見せ場となる場所の見た目をよくすること。見せ場になる位置には、見た目のいい収納を置くことを提案しました。

その1つとして、テレビ台の買い替えもおすすめしました。もともとテレビ台は新しくしてもいいというお話しがありました。テレビ台部屋には玄関からリビングに入ってすぐ目につくところにおかれていて、ここを変えることで見た目がアップすることをお伝えしました。

もう1つ提案したのは、リビング横の和室のお子様のスペースについてです。お子様の服やおもちゃが置かれていたのですが、どうしてもごちゃごちゃして見えやすいのです。これについては、ものの置く位置や家具の位置をなるべく目立たない位置に変えると、部屋のスッキリ感が変わることをお伝えしました。

その他、部屋を素敵に見せるポイントとして、時計や写真の飾る位置、色の揃え方についてもお話しました。

3)ソファの選び方のポイント


帰り道、ソファの提案したことについてブログを書こうと思って整理してみると、ちょうど今ペーパーバッグを出した本に書いている内容だったというオチでした。

ポイント1:部屋を仕切るように置くなら、背が低めのものがおすすめ

ソファの背は、高い方が体を支えてくれてくつろげるという良い面があるのですが、その一方で、背が高いと部屋に置いた時の存在感が増します。特に、部屋の真ん中にソファを置く場合は、背もたれが高くない方が部屋は広く見えますし、部屋が仕切られたように見えません。

ソファの背が低いと見た目がすっきり見えるのですが、ゆったりと背を支えてくれるようなホールド感はありません。折衷案として、背は低いけれど、背クッションは
高さがあるデザインのものを選びましょう。背クッションだけでも、高さがあると、体を支えてくれます。どちらも一長一短なので自分の生活パターンを考えて、見た目と機能のバランスを選ぶ必要があります。

ポイント2:ソファのサイズを決めてから、商品を探す

ソファは、ショールームで見ると大きさが分からなくなります。また、良いものが見つかるとついつい欲しくなります。部屋に置くとそれなりのボリュームになるので、まずはどこに置くか決めて、そこでの最大サイズを測ってからショールームや商品を探すようにすると安心です。今回は、ソファの位置に合うサイズをお伝えしました。

ポイント3 メンテナンスを考える

お子様が活発に動くときは、カバーリングタイプやカバーをつけるなどメンテナンスが楽なものがおすすめです。また、ソファ自体のメンテナンスだけでなく、ソファまわりの掃除もしやすいものが良いです。例えばソファの脚に高さがあり掃除がしやすいものや、クッションのパーツが少なくゴミがたまりにくいものなど選ぶと安心です。

家具でお悩みの方には、こちらの本をおすすめします。ペパーバック版もつくりました。

『事例で見る 後悔しない 家具選び 』

https://amzn.to/3Qv0lZc

下記のブログでもソファの選び方のポイントをお伝えしています。
ソファの選び方
https://www.racrea.com/archives/5532

それでは、良い週末をお過ごしください。