パラグラフライティングを意識して、文章を書く

こんにちは、中西です。今日はブックレビューをお届けします。今回読んだのは、 

論理が伝わる世界標準の「書く技術」 倉島保美著です。

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私は文章の書き方が、あまり得意ではありません。少しずつは改善していると思いますが、この本の内容を知ってより分かりやすい文章を書けるようになりました。小学校のころの作文を書くことは嫌いではありませんでしたが、なぜ書いている文章がダメなのか、どうすれば分かりやすいのか教えてもらう機会はありませんでした。このような技術をもっと早く知ることができれば、文章を書くのが好きになれたのではないかと思います。

この本は、パラグラフライテイングについて書かれた本です。パラグラフライティングは欧米で教育される書き方で、論文など情報を伝える文章に使われます。このパラグラフライティングは、意味段落を意識して文章を構成します。ポイントは、1つのパラグラフ(意味段落)には、1つの話題について書くこと。最初の文章は、概要を書くことが重要です。概要は、パラグラフで伝えたいことを書きます。続く文章は、その概要の詳細を伝えるように書きます。

この本で知って良かったと思った、伝わる文章にするため考え方を3つご紹介します。1つ目は、読み手は書き手とは違う目で読んでいるということ。書き手はあらかじめどのように話が進むか知っているので、書いていることが分かりやすく感じ、読み手が感じる分かりにくさに気づかないので注意が必要と書かれていました。

読み手は初めて目にする文で、これからどのような内容がでてくるか分からないですし、書き手と同じ知識や情報を持っていないこともあります。なので、読み手を想像し、不足する情報を補うように書くことが事になります。

2つ目は、メンタルモデルを作るという考え方です。メンタルモデルは、聞き手が話を聞くときに頭のなかで想像する話の流れのようなものです。聞き手は、話の流れのイメージを作くりながら、予想して聞いているので、そのイメージを作りやすいように、話の流れをつくることが大事です。そのため、パラグラフライティングの基本である、概要、総論を先に伝えます。

さらに、次話すことを想像できるように、既知から未知の流れで書くこともポイントです。書く順番を意識することで、わかりやすくなります。これからどこに向かいますよと分かるように書いてあげることで、相手が分かりやすい文章となります。

3つ目に、1パラグラフは、4文から8文にすることです。それ以上になる時は、パラグラフを分けます。長くなりすぎないように気をつけることで、読み手が把握しやすい文章となります。

文章が長くなっている時には、内容が分けて別のパラグラフを作れいないか考えるようにします。もし文章が少ない時には、過不足なく伝えることが出来ているか見直することも出来ます。

このメルマガも、パラグラフを意識しながら書きました。少しは読みやすくなっているでしょうか。今書いている本も、この本を読んで改めて内容を見直ししました。まだ慣れないので、使いこなせてはいないのですが、何に注意すると良いか分かったので改善しやすくなりました。もちろん、先週お話したAIも活用しています。

この本は、オウディブルで耳で聞いた本です。興味を持ったので、紙の本も購入しました。オウディブルを聴くようになって、本を読む? 量を増やすことができあmした。本は、色々な方の知識を得ることができます。私も、この本があって良かったと思ってもらえる本を作っていきたいです。

それでは、良い週末をお過ごしください。