人前で少し話をするのが苦手だなあと思う人には、おすすめしたいこと　３つ

27日の木曜日にJAPANTEX（ジャパンテクス）という日本最大級の国際インテリア見本市で、トークセッションをしました。その時の様子はこちら⇒https://www.racrea.com/archives/6182

座席が100席あるので、当日どのぐらい人が集まるか心配だったのですが、８割ぐらい席が埋まっていて安心しました。

人前で少し話をするのが苦手だなあと思う人には、おすすめしたいのは、

失敗しても大丈夫な気楽な会で、人前で話をする機会を増やすこと。

そして、緊張をほぐす為にも、お腹から声を出す練習をし、

さらに、緊張しないように練習をする。

これを繰り返して行くことでだんだん慣れていきますよ。

失敗しても大丈夫な気楽な会で、人前で話をする機会を増やすこと

私のメルマガを長年読んでいただいている方は、知っていると思いますが、私は人前で話すとかそれほど得意ではありませんでした。

緊張しないと思っていても、声が震えたり、思うように言葉が出てこなかったりしました。

人前で話すことに慣れたきっかけは、子供の小学校のPTAで副会長したことです。副会長の主な仕事は、会議の司会進行です。定期的に人の前で話す機会に恵まれ、徐々に慣れていくことができました。

独立して、仕事でもセミナーをしたいと考えていたので、セミナー講師のためのボイストレーニングにも通いました。

ボイストレーニングは、どんなところに気を付けたらいいか、知ることができたのは良かったです。しかし、短期間のトレーニングでは、みるみるできるようになったとはいきませんでした。

小さいながら、少しずつセミナーを経験し、少人数なら大丈夫になり、ある程度の人数でもできるようになってきました。

さらに成長できたのは、先生を体験したからかです。専門学校で先生をして4年目となります。

最初のころは、声が出ませんでした。セミナーだとマイクを使うことができましたが、40人ほどいる広い教室で、後ろに届くような声を出すことには慣れていませんでした。

それも、今ではさほど緊張せずに話せるようになりました。

その後、オンライン授業もし、仕事で動画を撮影するという経験を経て、ユーチューブにチャレンジしました。

経験を重ねることで、自分のできることが広がるのがとても嬉しいです。

緊張しないように練習をする

そして今回のセミナー、緊張しましたが無事終えることができてホッとしています。

これまでの経験からセミナーで緊張する理由の一つは、練習不足です。

セミナーの内容が頭に入っていない、経験や練習が不足している場合、実力以上の力を出そうとして緊張してしまいます。それが分かっていたので、今回は6、7回練習しました。

同じ内容のセミナーを繰り返す場合は、そんなに練習は必要ありませんが、新しい内容の場合は何度も繰り返して練習しておくと、当日の言葉がスムーズにでてきます。

もちろん、得意な人はそのようなことは必要ないのですが、苦手と思っているのであれば、何度も練習することである程度の力を出すことができます。

学校の生徒さんには、インテリアのプレゼンテーションを教えていますが、人前で話すのに慣れていない人もいるので、授業の中で何度も前に出て話をする、自分の考えを言う機会を多くとるようにしています。

さらに何度も繰り返しプレゼンをしてもらうようにしています。「また？」という顔をされすが、強制的に繰り返すことで、だんだんと聞きやすい発表ができるようになりいます。

お腹から声を出す練習

自分の震えている声を聞いて、よけいに緊張するという経験はありませんか？

本当は、練習時から意識するといいのですが、そこまで出来なかったというとき、当日にしたらいいことは、お腹に力を入れることです。緊張すると喉に力が入ってしまい、さらに声が震えたり、小さくなることがあります。それを防ぐためにも、お腹に力を入れて声を出すといいです。

練習のときに腹筋を意識するには、背もたれのない椅子に座り、後ろに倒せるだけ体を傾けていきます。お腹がぷるぷるし始めたら、そこで声を出してみましょう。腹筋に力が入り、大きな声がだせるようになります。よければ、試してみてください。

それでは良い週末をお過ごしください。