家具レイアウト、プチリフォームアドバイス、カーテン提案~納品、訪問アドバイス事例

訪問アドバイスの事例を、ご紹介します。

相談内容

・マンションから戸建へ住み替え

・1階のトイレを撤去し、リネン庫とクローゼットにスペースを割り振りたい。工事を最小限に抑えた上で意味のあるリフォームをするためのアイデア
・リビングの電子ピアノ、TVボード、ソファー、ダイニングテーブルセットの配置の提案
・リモートワークの作業スペースに、27インチのモニターが使用できるようにカウンターを改良したい
・プレイルームの広い空間を活かしたインテリアの提案。子供達がおもちゃを自分で出したり片付けたりできるようにしたい。
・家全体のカーテンまたはブラインドのコーディネート(好みは北欧スタイル)

のようなご相談内容でした。

事前のやりとり

事前にお客様から、お部屋の図面や、お手持ちの家具の写真、そして大きさをいただきました。打ち合わせのときに、スムーズに打ち合わせを進めるためには、特に図面が大事です。

頂いた図面は、縮尺を1/50に合わせて、コピーを持って行きます。1/50の縮尺は、家具のレイアウトを検討するには、ちょうど良い大きさです。図面があると、お客様のご要望を伺いながら、家具のレイアウトを描きこみ、お客様にご提案することができます。

写真やサイズをいただくことで、なんとなくの方向性をお客様宅に伺う前にイメージして、カタログやサンプルを用意しています。お客様にとっては、手間なのですが、これをいただくことで当日の打ち合わせの時間の密度を高くできます。

家具レイアウトのアドバイス

ご希望を伺いながら図面に家具を描きこみ、レイアウトを提案。こんな風に過ごしたいということを伺いながら、今持っていらっしゃる家具を配置して、通路の幅、家具の位置を決めていきます。

家具のレイアウトや使い勝手をお話しながら、将来的な部屋の使い方、「子どもが成長したときには、こんな風に使うといいですよ」というアイデアもお伝えしました。

カウンターの使い方のアドバイス

『リモートワークの作業スペースに、27インチのモニターが使用できるようにカウンターを改良したい』というご要望でした。下記の写真のカウンターです。カウンターの奥行が40㎝ほどで、モニターを使うと狭いので何か方法がないかという相談でした。

ご提案したのは、キャスター付きの高さの変えられるテーブルです。私自身も仕事場で使っていますが、とても便利です。

お客様もそのアイデアを気に入っていただきました。1つ問題があったのは、カウンターを支えている金具です。リフォーム工事のついでに、テーブルが入るようにその金具を移動してもらうようにお伝えしました。さらに工事のついでに、カウンターに配線穴を付けてもらうことを提案。カウンター下にコンセントがあるのですがカンターに配線穴が無いと配線がしづらいので、そこも工事をお願いするといいですよとお伝えしました。

下記は完成時の写真です。キャスターで動かせるテーブルがあると、例えば作業中にパソコンで何か再生しながら見る時にも使えて便利です。

リフォーム工事のアドバイス

『1階のトイレを撤去し、リネン庫とクローゼットにスペースを割り振りたい。工事を最小限に抑えた上で意味のあるリフォームをするためのアイデアを教えてほしい』というご要望でした。

お話をしながら提案したのは、

クローゼットの奥行を深くしても使いづらい間取りなので、洗面所を広くする案です。写真は、お部屋側のクローゼットです。以前より収納量が増えています。

私自身の経験から、一般的なサイズの洗面所だと、収納量が足らないという思っています。洗面所に置きたいものが多く、掃除道具や洗剤のストックなど、細々したものを置けると便利な場所です。下記の写真は、洗面所側です。家族の服やタオルも十分収納できるスペースです。ご家族が多いので、洗面所が広がることも喜んでいただけました。

カーテンの提案

『家全体のカーテンまたはブラインドのコーディネート(好みは北欧スタイル)』とご要望をいただいていました。訪問アドバイスでは、お客様のご要望からだとプリーツスクリーンが合うので、プリーツスクリーンをご案内しました。

訪問アドバイス後にカーテンの提案をした場合の見積をお伝えしたところ、私の方で進めていただけることになったので、ご希望とお部屋に合うカーテンやレースの生地サンプルをお送りして、打ち合わせを進めていきました。

カーテンの生地は、各メーカー沢山出していて、私も提案を決めるときには迷うものの1つです。初めてカタログを見るお客様だと、途方に暮れるのも分かる気がします。今回は、ご新居の床の色、家具の色、北欧風のイメージとお客様の明るく、主張しない感じが好きという要望に合うものをセレクト。

最終的には、採寸時にサンプルをお部屋で確認して、色や柄決めをしました。特にレースは、その窓から外がどう見えるかを確認していただくのが大事だと思っています。下の写真は、サンプルを取り寄せして検討したときのもの。落ち着いた感じで、とっても素敵です!

こちらの写真は、納品時の写真です。正面は、プリーツスクリーンです。レースが上、厚手が下についていて上下できます。この窓は近隣の窓に近いので、このように厚手の生地を上げて目隠ししながら光を入れるということができる優れものです。木のモチーフのカーテンが素敵で、私自身も気に入っていたので、選んでいただけて良かったです。

実は、リビングにはカーテンレールがついていたのですが、ブラインドを付ける部分には要らないので外さないといけませんでした。採寸当日現地に行くと、1階のカーテンレールがついていないことに気づきました。サイズを確認すると、なんと!1階で使えるではありませんか。お客様にその旨を伝えたら、喜んでいただけました。廃棄するものも減らせて、コストダウンにもなったので良かったです。

こちらは、寝室のカーテン。落ち着いた色なのですが、少しキラッとした光沢感もあり、質感がとてもいい生地です。アクセントの壁紙とも合っています。

お子様のプレイルームも、かわいいカーテンを選んでいただきました。

訪問アドバイスやインテリアコーディネートは、それぞれお客様によって望まれることが違います。お客様の必要な部分にお手伝いできるよう、今後も活動していきます。