狭いアパートを楽園に変える 今から理想に向かって行動すること


こんにちは、中西です。もう15年以上前になりますが、ジェームス・アレン著の「原因と結果の法則」の本を熟読していました。

私の中では、この本は聖書に近いように感じますが、自分の生活を良くするために参考になる考え方を知ることができました。その頃いろいろと悩み事があったので、何度も読み返すことで、勇気づけられました。


原因と結果の法則は何冊かあるのですが、2冊目の本に書かれているところを、ご紹介します。


その章のタイトルは、『狭いアパートを楽園に変える』です。住宅に関わる仕事をしていたからか、この文章を読んだときに、感動し、忘れることがありませんでした。


要約すると、今の現実の住まいが理想と違っていても、今すんでいるところをできるだけぴかぴかにして良い状態にし、工夫を凝らして魅力的なものにすることで、将来、理想の住まいに住む準備をしましょう…という内容です。


「いまの環境を可能なかぎり良いものに変えることで、あなたは、次のより良い環境に移動するための準備を整えることができます。」と本に書かれています。 とても短い文章で語られていますが、とても印象に残っています。この章を読んだとき、今現状が違っていても、自分の理想に近づく努力をすることが大事だと感じたのを覚えています。


住環境は、生活と直結していて、ちょっとした工夫をすることで、毎日の生活の快適につながります。


毎日の食事でも、使うお皿を変えるだけでも、お料理が良く見え、美味しく感じることがあるように、住まいの家具の配置を変えたり、ものの置き場所を変える、照明器具を変えることで、作業がしやすくなったり、居心地が良くなったりします。


そして、そのような努力や工夫、行動をすることで、自分は環境を変えることができることを体験し、自己肯定感を高めることができると感じています。お客様から、住まいのいろいろなお悩みを聞きますが、こうすると良くなりそう、こんなことが出来るということをお伝えすると、お客様の表情がとても明るくなります。悩んでいる現状を変えることができると知ることは、とても勇気づけられたり、モチベーションを高めるようです。


今だとネット検索すると、いろいろなヒントが見つかります。もし何か気になること、改善したいことがあれば、探してみたり、人に聞いてみたりしてください。何か見つかるかもしれません。あきらめず、半歩でも、自分の理想に近づくように行動していきましょう。


それでは、良い週末を。

追記
この記事は、2013年のブログの記事を見返して、メルマガに書きました。2013年のブログは、本当に短いブログで文章力のなさを感じますが、この8年ぐらいで少しは、成長して、伝えたかったことを文章にできるようになってきました。2013年のブログをリライトしようと思いましたが、残しておいて、自分の成長を確かめられるようにしておこうと思います。