飛行機が欠航になるかもしれないときに、参考になりそうなこと

飛行機が雪や強風で飛ぶか飛ばないかとなったときに役立つことを記録しておきます。 この旅行は、千歳空港から羽田に移動の飛行機に乗る予定でした。弟夫婦と母と一緒に移動していたので、合計8人の大所帯。4歳、9歳、12歳のこどもがいました。 その前も急な雪で高速が通行止めということで、ツアーのバスで近くの駅まで送ってもらい、そこから電車に乗ることになりました。その時は、こんなに大変なことになるとは想像もしていませんでした。 その時は、「空港に着けば飛行機に乗れる」と思っていました。 

空港になんと着くと、「待機中」となっていて、空港で荷物の預け入れが始まるのを待っていました。その前の便が欠航になっていましたが、私の便は、 「待機中」でしたので、「なんとか乗れるかも」と期待と不安な気持ちでだた待っていました。 

少し待たされているという感覚だったので、お腹もすく時間だったので飲食店のフロアに移動しました。その間もネットで運行状況を確認。2,3時間ほど待っていたら、欠航が決まりました。最初は「まさか」と思いました。そして「まずい」と気づきそこから大慌てで、泊まれるホテル探すと、さっきまで空きのあったホテルが次次と空室無しになるではありませんか。すごく焦りました。今回の失敗と学んだことをメモしておきます。 

欠航の可能性が高くなってきたら、ホテルを探す抑えておく  

安いところならだめになってもいいと思い切って予約する、こどもがいると1室でもとれていると安心します。いくつかピックアップしておくと良さそうです。 

予約方法は、ネットでできるところが便利ですが、便利なところから予約が埋まってしまう可能性が高いです。もしネットで予約できなければ、ネットで予約できないところに、電話が効果的です。特に子ども連れの場合は、添い寝ができる場合もあるので、直接ホテルに交渉するのが手っ取り早いです。空港の欠航の場合、もともと来る予定だった人が来れない場合もあり、どこかはキャンセルがあるはずなのであきらめずに電話してみてください。 

そして、悩まず空きがあれば「すぐ予約」。悩んでいたらなくなってしまいます。 

今回もう1日泊まらないといけない可能性がありました。臨時便がでないと、キャンセル待ち250番目ぐらいでしたので、可能性が低いなと思っていました。なので、早々に駅チカのホテルに電話。こどもが居ること、1室が希望ということを伝えて予約しました。また飛行機のキャンセル待ちの順番が万が一来るかもしれないのでと相談したところ、16時まで待っていただけることになりました。ニュースになるぐらい大変な状況の場合は、ホテルの方もいろいろ柔軟に対応してくださるのかもしれません。聞いてみる価値はありそうです。 

ホテルのは、とにかく空港に近いところ、そして駅近くがおすすめ 

今回、当日のキャンセル待ちをする場合、空港の窓口は6時半ごろからオープンすると聞ききました。窓口に並んで、キャンセル待ちをするのであれば、6時半までには空港に行く必要があります。なので、なるべく空港にアクセスしやすいホテルを選ぶのが良さそうです。もしくは、空港で待つのも方法です。ただし小さな子がいると大変なので、ホテルがとれるのであれば、泊まってしまうのが良いと思います。 

今回安くはないホテルだったので、少し躊躇しましたが結果泊まって正解でした。子どもたちもほっとしたようで、ぐっすり寝ていましたし、お風呂であたたまることができること、狭くても温かいところで横になれることは、気力を回復させるには良かったです。必要経費として割り切ることも大事です。ちなみに、あきらめて空港で待機する方法もあると思います。欠航便が数多い場合は、空港が解放されることも。その場合は、落ち着ける場所が確保できるといいです。今回のケースでは、夜からでしたが解放されることが決まり毛布が配布されたそうです。 

移動手段を確保する 

空港のタクシーも混んでます。今回は積雪のためでしたので、タクシーの台数も少なく長い列になっていました。電車で2,3駅、駅から徒歩5分以内やバスを使って移動できるホテルが移動がしやすいですよ。状況によりどの交通機関を選ぶのが良いか判断が必要です。 

最寄り駅からタクシーがつかまらない可能性も想定できる場合。歩いて行ける場所もおすすめです。今回は積雪のためでしたので、タクシーの数が読めませんでした。なるべく大きな駅。タクシーがいそうな駅。もしくは徒歩5分以内だと荷物が多くても移動できそうです。 

気を付けたいポイント

おみやげに注意 

おみやげは、常温で持っていけるもの、賞味期限が長いもの。今回の失敗は、冷凍、冷蔵のおみやげを買ってしまったこと。飛行機が飛ぶか決まっていないときには、冷凍、冷蔵ものの購入を控えるとあとで後悔せずに済みます。 

荷物を少なくする 

帰りの便であれば、荷物が多いときは、移動が大変なので、必要なものだけにしてあとは送ってしまう。預ける荷物がないと移動の時間が短縮できるので、荷物をへらすと気持ちが楽になります。 

当日キャンセルに並んで、最悪新千歳空港から青森に次の日朝に飛んで、8時間ほど空港で待ち、夜の便で羽田に帰る案を提案されました。そんなときも、預け入れの荷物がないと気持ちが楽ですし、別の移動手段となった場合でも、行動しやすいです。 

天気予報は確認する 

事前に天気情報は、チェックしておくと対策がとれます。警報はチェックしておこうと今回の旅で反省。 

複数の携帯の充電の方法をもっておく 

携帯用のバッテリーを持っておく、充電できる場所をみつけ充電するなど、携帯が充電できるようにしておきましょう。 携帯を新しくしてバッテリーの持ちをよくしておく、バッテリーを2年に1度は交換する。 

運行状況や、空室状況、地図や天気、ニュースなどいろいろ調べることが多いです。情報があると 別の手段を考えることができるので、通信機器の電池や機器を複数もつなどおすすめです。 

そのほかの気づき 

下着類は、予備を持っておく 
きれいな服に着替えると、気持ちが落ち着きます 

ちょっとしたお菓子を持ち歩く 
飴玉など、こどもの間をもたせるときにあると便利 

心がおれないように なんとかなるという気持ちを持ってあきらめない 
今回もどうなるかわからない状況で、出来ることを手分けしてしました。ある程度まではあきらめずに取り組むのがいい場合もあります。場合によっては、あきらめも肝心です。頑張れる範囲であきらめないでみましょう。。 

近くの人に話しかけてみる 
一人の場合は、心細いことも。近くの同じ状況の人に話かけてみると、喜が楽になります。 

最悪を考え、最善を尽くす 
臨時便が決まるまでは、最悪のケースを考え、出来る範囲でいい方法を検索し、新幹線を予約したりしました。千歳空港から、最悪もう1日千歳に宿泊、次の朝の飛行機で秋田へ。そして空港で8時間ほどまって、夜遅くの羽田着。これだと次の日から大人も子どものへとへとです。なので、他の方法が無いか検索し、秋田からの新歓せに乗るという案がでました。新幹線を調べると、空席がありネットで予約可能でした。それだと17時には東京に着けます。費用は6万超え。これはさすがに悩みましたが、最悪の中の最善でしたので、予約しました。そして、当日の千歳のホテルも予約。お金はかかりますが、気持ちは落ち着きました。もしキャンセル待ちの飛行機が乗れなかったら。もしかすると、乗っるかも。と悩んでいる時間が一番しんどいです。いちよう寝るところと、できる限りの交通手段を確保したら、あとは待つだけです。 

とりあえず困ったことを発信する 
今回困った状況をフェイスブックでつぶやいていたら、こんな方法はどう?と提案してくれる方がいました。地元の方の情報は心強いです。 

今回は、雪が1日で止んだので、なんとか次の日に便がスムーズに飛びましたが、これが2,3日大雪だった場合は、もっと大変だっただろうと思います。また、冬休み最後の日と重なり、学校への連絡や宿題、仕事の連絡、習い事への連絡も必要な状況になりそうでした。今度から飛行機の移動の場合は、旅行後の2,3日は予定を詰めないようにできるだけしようと思いました。 

帰路、飛行機から滑走路が除雪されているのを見て、天候というだれもどうしようもない状況での出来事でしたが、必死に通常どうり運行できるようにと努力してくださった方がいたからこそ、飛行機も飛び、臨時便が飛ぶことができたと思いました。ボーイング777-200、236席、ホノルルやシンガポールに主に運行している飛行機が臨時便になる過程には、いろいろな人の努力があってこそだろうなと思いました。無いことが一番ですが、もし何か近い出来事があれば、今回の経験がお役に立てればと思います。