投資としてのアートを学ぶ本

徳光健治さんの「ビジネスパーソンのための現代アート入門~教養としてのアート、投資としてのアート~」を受けてきました。そしてそのときに販売されていた、「教養としてのアート 投資としてのアート」も購入し読みました。

アートを投資として考えるときに必要なことについて、丁寧に書かれている本でした。

株もそうですが、アートに投資する場合も、情報が必要です。そしてさらに欲しいと思ってもアートの場合、数が少ないものもあり、欲しいけど買えないという状況もあります。

徳光さんは、コレクション視点で現代アートを見てはどうか?という提案をされていました。コレクターは、アーティストに投資をするという考え方をして、アーティストのキャラクターや将来性、応援したいかを考えてアートを買うという考え方です。

「株式に投資しても楽しくないけれど、アートは持っているだけで楽しめる」というコメントに納得。ただし、アートは売買手数料も高いので、頻繁に売り買いするというイメージではありません。

アートは資産にもなりえるけれど、資産となるアートはすべての作品ではないです。この本の中には、資産となるアートはどういうものかも丁寧に書かれています。

一番のポイントは、セカンダリーがあるか。
買った絵やアートを、いらなくなったときに売る場所があるかということがポイントになります。以前知人に、「絵を持っているけれど、いらないので売りたい。でも売れない」という話を聞きました。その買おうとしているアートが、不要のときに売れる場所があるかが大きな違いになります。私があるアートを買おうと思ったのは、「いらなくなったら(買った画廊が)買い取る」と言ってくれたことが大きいです。
ダイヤモンドが今の価値があるのは、価値が担保されているからではないでしょうか。いらないときに、売れる。買ったときと同じ価格ではないけれど、ある程度の価格で売れるという保証があるのは大きいです。

最後に、1人当たりのアートの年間購入額をアメリカと日本で比べると、アメリカは10,000円だそうです。日本は、たったの400円。日本のアート市場が小さいのだと改めて感じる数字です。

アートを買いたい。投資の対象としてみてみたい。という方には、おすすめの本です。