途方に暮れた時、どうすればいい?良く分からないことに取り組むときのステップ

「どうしたらいいか全くわからない!」誰しもが一度は、こんな風に途方に暮れる経験をしたことがあるのではないでしょうか。特に、未経験のことや新しい分野に挑戦する時は、自分の知識や経験だけではどうにもならず、思考が堂々巡りしたり、行動に移せなかったりしますよね。
私自身、提案を考えるときに、手持ちの材料がなくてどうしようかと悩んだりすることもあります。また、新しいことにチャレンジしなくてはいけない場面で、課題が難題で、ぐるぐる同じことを考えてしまうこともあります。
でも、途方に暮れていても何も始まりません。堂々巡りをしていると思った時、私はいくつかのステップを踏むことで、前に進むようにしています。
ステップ1:まずは頭の中を「見える化」する
途方に暮れている時こそ、頭の中にある考えをすべて書き出すことが役に立ちます。思いつくことをとにかく書き出す 「こんなこと書いても意味ないかな?」と思わずに、些細なことでもとりあえず書くことが大事です。モヤモヤしていること、不安なこと、やりたいこと、やらなければいけないこと…ぐるぐる同じことを考えているときは、書き出すことで、何が問題なのか、何が解決したらいいのかが明確になります。漠然としていた問題が、言葉にすることで具体的な形になるのです。
最近、私は今まで経験のない分野について学んでいます。右も左も分からなかったので、まずは「できること」「やらなきゃいけないこと」「自分が知らないこと」「知識を得る必要があること」などをひたすら書き出しました。
ステップ2:「とっかかり」を見つける
知らないことばかりの分野だと何からはじめたらいいか、正解がわかりません。まずは全体像を掴むための「とっかかり」を見つけることから始めましょう。私がよく最初にするのは、知りたい内容の本を数冊買って読んでみることです。数冊に目を通すことで、なんとなくの全体像が掴め、自分が何を学ぶべきか、何を知らないといけないのかが朧げながらつかめるからです。悩んでいる内容によっては、インターネットを使って調べたり、AIに質問したり、時には専門家に相談したりして、自分の中の知識や判断材料を増やすようにしています。
ステップ3:小さく行動し、次につなげる
「何から始めたらいいか分からない…」そんな時は、行動のハードルを下げてみます。完璧や正解ではなくていい、まずはやってみます。ステップ2で見つけたとっかかりを元に、まずはできる範囲で行動に移してみます。行動しながら次の課題を見つける 一つ行動することで、新たな疑問や課題が見えてきます。その課題に取り組む、また次の課題を見つける…この繰り返しをすることで、気が付いたら前に進んでいる状況をつくります。新しいことを始める時、私たちは常に「前に進んでいるのか、迷走しているのか」という不安になってしまいますが、
頭の中を「見える化」する
知識の「とっかかり」を見つける
小さく行動し、次につなげる
のようにPDCAサイクルを小さくでも繰り返すことで、前に進めるはずです!
特に途方に暮れるような課題の場合は、ゆっくりしかPDCAを回せないかもしれません。それでも、繰り返すうちに自分のペースがつくれると思います。よければ試してみてください。