ものを持つことのコスト 負債を将来に先送りしない

こんにちは、中西です。今日は、お片付け関連のお話。ものを持ちことのリスクについてです。

先日Amazonのセール期間だったので、掃除機を買ってしまいました。掃除機を以前購入したのですが、吸引力の低下が気になったからです。

ちなみに購入したのはダイソンの掃除機。ボタンでオンオフをできる機種を選びました。

まだあまり使っていませんが、びっくりしたのは掃除機の吸い込み部分にライトがついていて、床の埃が可視化できることです。

何も落ちていないように見える床も、このライトがつくと、埃こんなにあったんだと分かります。恐ろしいぐらいクッキリ見えるので、掃除機を動かす動きも丁寧になります。

話は戻りまして、購入したことでウンザリしたことがありました。それは、届いた梱包の段ボールが、これでもかというぐらいパーツが分かれていて、大きいことです。

緩衝材が無い代わりに、分厚い段ボールと、幾つもの組み立てられた段ボールの小さなパーツだらけでした。

梱包を開けても出しても、まだまだある。そして私の周りは、ダンボールだらけで、部屋の端に寄せても存在感がありすぎるのです。

その日は疲れていて、とりあえず段ボールから出したものの、崩して保管できる場所まで移動させるのも億劫でした。

しかも量が多いので、「これはすぐできない。めんどくさい。」と思ってしまいました。

結局、その日用事がひと段落してから、とりあえずバラして、移動させるところまではしました。

これ、本当に時間がない、疲れて気力がない、体力が無いなら、このままゴミに埋もれて生活するようになってしまうと感じました。

年齢を重ねるごとには体力や気力が落ちてきて、ゴミが捨てられない自分を想像してしまいました。

ダイソン梱包しすぎなのですが、ものを新しく購入する、ものが増えることは、想定外の意外とコストがかかります。

買って嬉しい、楽しい気持ちがあるから乗り越えていますが、問題はそのあとです。

増えた分、古いものを減らす、捨てる、売るなどの行動までしないと、結果ものが増えてしまいます。

捨てるのは、楽しく無いですし、売るなら売るでそのものを綺麗に清掃しないといけない、どちらにしても面倒で楽しく無いことしか残っていません。このように捨てるやリサイクル、リユースまでがコストなのです。

捨てる段ボールは大量でした。近い将来、この捨てる量も制限されたり、廃棄費用がかかったりするのかもしれないと思います。そうするとますます手放すためにかかる、時間や費用のコストが高くなり、ゴミを捨てる行動をとりにくい状況になるのではないと考えます。

今後古い掃除機を処分していきたいと思います。普通の掃除機だけでなく、ハンディタイプも持っていたので、今回1台に集約させます。

今後、サイズが大きいものを買う時は、増えたものの分減らすものとセットで考える。負債を将来に先送りしない。そのように心がけて、ものを買う時に行動したいと思います。

それでは、良い週末をお過ごしください。