壁紙選びは、まず色の軸を決めること

紙を選ぶときに、まず初めにすることは、色の軸を決めることです。
イメージ写真を集めたり、こんな風にしたいなという写真を探して、自分のしたい事、部屋の雰囲気を絞ります。いろいろ迷うと思いますが、2、3の方向性に絞っていきましょう。

リフォームの場合は、全てを新しくしない事が多いので、その場合変わらない建具床の色と希望のイメージの擦り合わせが必要です。

床は特に面積が大きいので影響力があります。また床やドアの色も流行があるため、築年数が古いと希望のイメージの合わなかったり、色が違ったりします。変えられない色はどの色なのか、その色との相性を考えた色選び方をすると、失敗がありません。

床は、マットやラグで色を隠すことができますが、ドアは難しいです。リフォームするにしても、ドアって意外と高いのと、そうそう壊れないのでドアまで交換する事は少ないです。そんな時は、ドアの色が悪目立ちしないような色を選びましょう。ポイントは、対比させるような色を近くに置かないことです。明るさ、鮮やかさ、色味の対比に気を付けましょう。目立たせたくないものは、目立たせないことです。

70%ベースを整える

部屋の中の色の70%程度の色を、合わせていきます。そうする事で、他の色の組み合わせを選びやすくなります。部屋の中で面積が大きいのは、床、壁天井の仕上げ、ドアの色です。ここの色の軸を合わせていくと、他の色が選びやすくなります。

次に面積が大きいものは、ダイニングテーブル、ソファ、カーテン、ベッドカバー、ラグ、壁面収納などです。こららも、ベースになる色に合わせていくのもいいですし、大きな面で色の変化を付けたいときは、こららのいくつかで色を加えると目立ちます。

30%の範囲でアレンジ

先程70%の色ベースを作るというお話をしましたが、その残り30%でアレンジします。全体が整っていると、残りのアレンジはしやすいです。ファッションと同じです。上下の服、アクセサリー、靴をコーディネートするより、モノトーンの服やワンピースにアクセサリーや靴を合わせるのは、選びやすいですよね。

ダイニングチェア、クッション、アート、小物は、面積が大きくないので、色のチャレンジがしやすいアイテムです。大きな面積だと心配という場合は、これらのアイテムから色を変化させましょう。色を加えるときは、なるべく3アイテム以上に同じ色を選びましょう。同じ色を繰り返し登場させることで、色のリズムが生まれます。

白い壁紙を選べば大丈夫ではない 

白い壁紙は、実は白ではないのです。真っ白すぎる壁紙は、光を反射しすぎて、日中太陽の光が部屋に入ると目がチカチカしてしまいます。日当たりのいい部屋には要注意です。

そして白い壁紙を選べば大丈夫という事はありません。白に見えても、並べてよーく見ると、青味を感じたり、赤味を感じたり、黄色味だったりします。白の分量が多いので、それだけ単体で見ると分かりにくいですが、少し何か色が混じっているものが多いです。白だから、okと思わず、白に混じっている色を確認しましょう。

アクセント壁紙

アクセント壁紙は、先に家具の色を検討して、その色との相性確認すると決めやすいです。

アクセント壁紙の面積が大きい場合は、部屋の色への影響力大きいです。注意するポイントは、壁紙の色は面積が大きくなると、明るく見えること。少し想像より暗めを選ぶのが正解です。

迷ったらショールームに行くか、大きめのサンプルを取り寄せてみるのも手です。ショールームは、予約が必要でタイミングが合わないのであれば、サンプルを取り寄せましょう。
ショールームに行く時は、床の色や家具のサンプルを持っていくと、決めやすくなります。

照明の光を考慮する


日中見る色と、照明の下で見る色は変わります。
以前、収納の扉を作ったのですが、夜帰宅されたご主人様から、扉色が違うと連絡がありました。
結局、選んだ扉の色で間違いなかったのですが、日中見た時の印象と、夜オレンジ色の光の中で見た扉の色が違うように見えたためです。見る光によって色の見え方が変わることを覚えておいてください。

壁紙事例

写真の部屋は、毎日の生活が楽しめるように、色どり豊かな壁紙を選びました。ベースは床の色のナチュラル色です。山吹色ぐらいの色がベースになっています。その色に合わせて、壁紙も山吹色色を白で薄めたような、ほんのり黄色味のあるクリーム色。写真ではなかなか微妙な色が伝わりにくいですが、床の色とのハーモニーで、とっても心地よい壁の色です。リビングは、いろいろものを置いたり飾ったりするので、壁は無地にし、カーテンで、色を添えました。

家事室は、ものを置かない事、家事の時に入る部屋なので、部屋に入った時に気分転換できる柄としました。

トイレは、お客様も使うかも知れない場所なので、さりげない色で、楽しい柄にしました。

寝室は、天命反転住宅からインスピレーションを得て、ピンク色を提案しました。オレンジ色に近いピンク色で、暖かく、元気になれる色です。