設備ショールームを効率よく回るコツと事前準備

新築やリフォームの計画が進むと、いよいよ楽しい設備ショールーム巡りが始まりますね。でも、キッチンやお風呂など見るところがたくさんあって、途中で疲れ切ってしまったり、迷って決められなくなってしまったりする方も少なくありません。
今回は、限られた時間で効率よく、そして失敗なく設備ショールームを回るためのポイントをお伝えします。
必ず事前予約をする ショールームに行く際は、事前予約が基本です。アドバイザーさんにしっかり案内してもらうことで、機能やお手入れ方法などの具体的な情報を得ることができます。
ショールームに持って行くべき資料とサンプル 当日は、以下の情報がわかる図面を必ず持参しましょう。
・キッチンの幅と天井の高さ
・トイレの部屋の寸法、床排水か壁排水か
・ユニットバスのサイズ
・洗面化粧台の幅と天井の高さ です。
また、すでに床材や壁紙が決まっている場合は、そのサンプルを持っていくと全体のコーディネートがイメージしやすくなり、決断がとても早くなります。
ショールーム見学の所要時間とハシゴの注意点 キッチンは特に選ぶパーツが多いため、初めてのショールームだと説明を聞くだけで1時間はあっという間に過ぎてしまいます。最初は1つの設備につき90分くらいかかると見込んでおきましょう。
1日に複数のショールームをハシゴする場合は、思いのほか時間が延びてしまうことも多いので、スケジュールには十分な余裕を持つことが大切です。ただ、1つ目のショールームは時間がかかりますが、2つ目以降は自分なりの基準ができてポイントを絞って見ることができるため、少し時間を短縮できるようになってきます。
メーカーの比較は「独自の強み」に注目する すべてのメーカーのショールームを回るのは大変です。比較する際は、独自のシンク素材、ハイバックカウンター、お手入れのしやすさなど、そのメーカーの「そこにしかない特徴」に注目してみてください。 事前にカタログやオンライン相談で特徴を確認して候補を絞り、実物を確認するためにショールームへ行く、という流れにすると非常にスムーズです。
ちなみに、ガスコンロや換気扇、食洗機などの設備機器は、各メーカーが専門の別会社から入れていることが多いです。そのため、基本的にはどのキッチンメーカーを選んでも、同じような機能の設備機器を選ぶことができます。
迷いがちな「色決め」は床から決めるのがコツ キッチンの価格は、扉の色のグレードによってかなり変わります。「扉の色が決め手になった」という方も多いほど、色選びは悩みの種になりがちです。
色選びで迷走しないための最大のコツは、お部屋のベースとなる「床の色」を先に決めておくことです。床の色を基準にして「こんな色味のキッチンにしよう」と色の幅を決めておくだけで、ショールームでの検討時間を大幅に短縮できます。
インテリアコーディネーターに依頼するのも一つの方法 設備選びに迷った際は、ショールームのアドバイザーさんだけでなく、ご自身でインテリアコーディネーターに依頼してみるのもおすすめです。
ショールームの方は自社製品のプロですが、私たちインテリアコーディネーターは、特定のメーカーにとらわれず「メーカーを横断的に見たサポートやアドバイス」ができるのが強みです。
お部屋全体のインテリアとのバランスをふまえたご提案はもちろん、ショールームへの同行(アテンド)も行っています。「自分たちだけで回るのが不安」「プロの視点を取り入れて効率よく選びたい」という方は、ぜひ頼ってみてくださいね。
施工店やコーディネーターの同行がない場合、納得がいくまで2度、3度と足を運ぶ方もたくさんいらっしゃいます。決して焦る必要はありません。 今回お伝えした事前の準備とポイントを頭の片隅に置いて、ぜひショールームでの時間を楽しんでくださいね。
