第4回:マインド編「片付けが続かない人へ!モチベーションを維持するコツ」

皆さん、こんにちは!インテリアコーディネーターの中西です。全10回の連載も今回で4回目。折り返し地点が見えてきましたね。
前回は、片付けに必要な自分のリソース(時間・人・お金など)を棚卸しして、現実を客観視しました。「よし、今日から一気に片付けるぞ!」と意気込んでいるそこのあなた。ちょっとだけ待ってください。実は作業に入る前に、もう一つだけ絶対に欠かせない準備があるんです。それが、マインド(心構え)のセットアップです。
なぜ心が先なのか?
「気合を入れて始めたのに、3日で挫折してしまった……」そんな経験、私にも身に覚えがあります。
部屋全体の土台を整えるには、それなりの時間とエネルギーが必要です。だからこそ、途中でガス欠を起こさないためのモチベーションという名の燃料が不可欠。今回は、あなたのやる気を最後まで持続させる秘訣をお伝えします。
「なぜ?」を3回繰り返して、本当の望みを見つける
まずは、ご自身にこう問いかけてみてください。
「私は、なぜ片付けをしたいんだろう?」
スッキリしたいから、散らかっているのが嫌だから、という答えが出るかもしれません。でも、そこでもう一歩踏み込んで、その答えにさらに「なぜ?」を2、3回繰り返してみてください。
私の場合、深掘りしていくとこんな答えに辿り着きました。
なぜ片付けたいの?
→ スッキリすると、気持ちが落ち着くから。
なぜ気持ちが落ち着くといいの?
→ 仕事がはかどり、家族との時間を笑顔で過ごせるから。
それが叶うとなぜいいの?
→ 私自身が、毎日を幸せに過ごせるから。
そう、片付けの本当の目的はきれいにすることではなく、あなたが幸せになることなんです。家は展示場ではなく、あなたがくつろぐための場所。見栄えを完璧にする必要はありません。自分の幸せに直結する理由さえ見つかれば、それは何より強い原動力になります。
モチベーションをキープする3つの作戦
目的が明確になっても、忙しい毎日の中ではやる気が揺らぐこともありますよね。そこで、私が実際にやっているモチベーション維持術を3つご紹介します。
- ビフォーアフターを写真で残す小さな引き出し一つでも構いません。片付ける前と後の写真を撮ってみてください。視覚的な変化は、脳にとって最高のご褒美。「私、こんなに変えられたんだ!」という達成感が、次の場所への活力になります。
- 一人で頑張らない環境を作る孤独な作業は挫折の元です。家族を巻き込んだり、友人に「今日はここをやる!」と宣言したりしましょう。ちなみに私は、月に一度プロの掃除スタッフさんに来てもらっています。外部の目が入ることで「それまでにここを整えておこう」と、ポジティブな強制力が働きますよ。
- 発表の場を持って、ほどよいプレッシャーを定期的に人を家に招いたり、SNSに進捗をアップしたりするのも手です。私も、子供の友達が来るときは10分以上かけて本気で整えます。人に見られるという適度な緊張感が、片付けのスピードを劇的に上げてくれます。
今日からできる!お片付けワーク
・「なぜ片付けたいのか?」に「なぜ?」を3回繰り返して、紙に書き出してみる。
・写真を撮る、誰かに宣言するなど、モチベーション維持の方法を1つ決める。
マインドが整えば、もう半分成功したようなものです!次回、第5回はいよいよ実践編。作業を劇的にラクにする「魔法の箱」の使い方と、片付けの基本ルールについてお話しします。どうぞお楽しみに!



