部屋の中にある色は、何色? インテリアコーディネートの色のコツ

1つの部屋にある色を数えてみたことがあるでしょうか?

インテリアコーディネートを考えるときに、色の配色を検討します。
最初に確認するのは、床やドア、壁、天井といったもうすでに決まっていて変更できないものがあれば、その色を確認します。フローリングの場合は、赤~黄色の間にある色のことが多いです。また、床、ドア、壁、天井の色が面積が大きいので、その色との相性を考えながらカラーコーディネートします。

壁紙が白色のように見えても、少し黄色や赤色がまじっているものもあるので、単に白としないで、何か色が混じっていないか確認することが大事です。その時に必要になるのが、色のものさしです。マテリアルを選ぶときは、色のものさしになるものを何か持ちながら選びます。良く使うのは、PCCS(日本色研究配色体系)やその他の配色カードです。次の図は、建築で使われる材料として多い、赤~黄色の部分を細かく分類した色しました。

1つの部屋の色は、大きく分けて3色程度でコーディネートするとバランスがとりやすいです。床や壁で決まってくる色があるので、それ以外に2色程度で家具やカーテン、ラグなどを選びましょう。そうすることで、後から入れるアートや季節の飾りなどが映える部屋になります。

洋服を選ぶときと同じです。いろいろな色の服を合わるより、大きな面積の服を決めて、アクセサリーやバッグ、靴などで色を加えるとコーディネートしやすいですよね。ベースを整えて、残り半分より少ない面積で色に変化をつける。お部屋も同じです。

3色の面積の割合として、ベースとなる部分が70%、変化を付ける部分が25%、アクセントとなる部分が5%程度の面積配分で考えるとバランスがとりやすいです。