アートと色の効果 色を効果的に利用しよう

先日、銀座で浜田澄子さんの個展にいってきました。「水の歴」というタイトルで開催された個展は、日本の色を使い、和紙をコラージュした作品が展示されていました。写真の赤の作品は、日本の紅葉を連想させる色合いです。アーティストの浜田さんも会場にいらっしゃって、お話をすることができました。個展に来られる方は、この赤色の作品の前に立つと、明るい気分になる、元気になると言われたそうです。

色の効果については、いろいろ実験が行われています。

赤の光に対しては、
血圧が、上昇
脈拍が、速まる
呼吸数が、増加
筋肉は、緊張・興奮します。

また青の光に対しては
血圧が、降下。
脈拍、安定。
呼吸数が、安定。
筋肉は、弛緩します。

色の面積が大きい作品なので、この効果がでたようです。同じお部屋には、緑色と、水色の作品もありました。それぞれの作品の前に立つと、気持ちの変化を感じることができました。青色は、リラックス効果があるので、創造的な仕事に向いていると言われます。緑色は、グリーンを連想させるので、都会の生活にはあると落ち着くと思います。これからの季節を考えると、おすすめは赤色です。お天気が悪い日や、薄曇りの日、どんよりしている日が増えます。気温も下がります。そんなときは、気持ちを高めてくれたり、暖かさをかんじさせてくれる赤色がおすすめです。沈みやすい気持ちを、持ち上げてくれます。壁紙と違って、アートは季節に合わせて入れ替えることもできます。

その時、その時にあった作品を飾ってはいかがでしょうか?

 

アーティストの浜田さんとお写真を撮りました。和紙の風合いと、色がとても魅力的な作品をつくられている浜田さん。今後の色、作品の展開が楽しみです!

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