ゴルフから学ぶ、自分に優しくなるためのヒント

こんにちは、中西です。よく「ピンチはチャンス」と言いますが、それを実際に感じるのって、なかなか難しいですよね。でも先日、ゴルフにまつわるお話を聞いて、「なるほど、こういうことかもしれないな」って、しみじみ思ったんです。

不自由だからこその「丁寧さ」

ある方は肩を痛めてしまって、クラブを大きく振れない状況でプレイをしていました。 普通なら「もうダメだ」と落ち込んでしまうところですが、その方は「肩を痛めないような力の入る場面にならないように」と、コースの真ん中へ丁寧に刻んで打つことに徹しました。 すると不思議なことにスコアが良かったそうです。

また別の方がが、足を捻挫して踏ん張りがきかなくなってしまったのですが、「無理をしないでプレイしよう」と心に決めて打ってみたら、これまた意外なほど良いスコアが出たのだとか。

手首だったり、腰だったり、あるいは心のリズムだったり。抱えるマイナスな状況は人それぞれです。 でも、その不自由な状況を受け入れて、今の自分にできる精一杯の振る舞いをしたことで、物事が良い方向へ進んだようです。

力いっぱいよりも、「脱力」

ゴルフって、つい「力いっぱい振れば遠くへ飛ぶ」と思われがちですが、実はそうではないんです。むしろ、肩の力を抜いて、リラックスして体に負担をかけずにプレイした方が、帰って良い結果につながることがあります。

怪我という、一見するとマイナスな出来事が、よきせずその脱力につながったのかもしれません。

これは、ゴルフに限らず、私たちの人生のいろんな場面にも応用が効くな、と思いました。 何かがうまくいかない時、私たちは諦めるか、あるいは無理に力づくで現状を変えようとしがちです。 でも、そんな時こそ一呼吸置いて、「今の自分ができる範囲」を見極めて、その中で最善の選択をしていく。その積み重ねが、大切なのではないでしょうか。

人生というコースを、自分らしく楽しむ

ゴルフは単に距離を競うだけではありません。 くねくねした道や、急な上り坂、下り坂。そのコースによって戦い方は変わります。 スコアをまとめるために、安全に手前に落とす優しい選択もあれば、リスクを承知でチャレンジしてみたい場面もありますよね。

日々の私たちの選択もこれに似ているな、と感じます。 自分のスキル、置かれた状況、そして自分がしたいこと。この3つのバランスの中で、私たちはいつも、何かを選び取っています。 時にはチャレンジがうまくいかなくて、途中で方針を変えることもありますが、その調整こそがゴルフや、人生の醍醐味なのかもしれません。

「判断」のなかに、その人が見える

ゴルフが仕事の接待に使われる理由も、ここにあるのだと改めて感じます。 平坦ではない状況下で、相手がどういう判断を下し、どういう行動を起こすのか。 それを1日一緒に回ることで、相手のパーソナリティ、考え方、そして逆境への対応力が、手に取るように見えてくるからではないかと思います。

「怪我をしたからダメだ」「状況が悪いからお手上げだ」と諦めるのではなく、その時の風、その時の自分の状態に合わせて、コツコツと練習を積み、最善の一打を放つ。

なかなか思うようにできないことも多いのですが、今日もまた、自分のできることを増やすためにこつこつ練習をしています。 皆さんも、もし何かピンチを感じることがあったら、一度肩の力を抜いてみてくださいね。もしかすると意外なチャンスや気づきが、そこにあるかもしれません。