防災備蓄、1週間分確保できていますか?我が家の備蓄食品の例


こんにちは、中西です。今回は、備蓄を考えるをお届けしたいと思います。

私は、大阪出身で、阪神淡路大震災のときは、留学中で実際に体験していませんでしたが、周りの人の話を聞いていました。また、東日本大震災のときは、ちょうど子どもが保育園と幼稚園のときで、買い物が大変でした。子育てをする中で、家の中で備える必要性をひしひしと感じ、コツコツ備蓄や備えをしてきました。

家庭用食品備蓄ガイド

農林水産省がだしている家庭用食料品備蓄ガイドというものがあります。かなりしっかり備蓄について考えることが出来る内容となっています。
lhttps://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html
自分の家に何を買い足すといいか、エクセルのチェックリストもダウンロードできますので、利用してみてください。

これを読むと詳しいことが書かれていますが、まとめると、家庭で一週間分の家族分の食料や水を確保しましょうということです。じゃあどれだけ?というものですが、最低限のラインとして、 水、米(エネルギー)、缶詰(タンパク質)、カセットコンロ(熱源)について紹介します。

水は(調理含む)と、1日3L
1人1週間だと21L
2Lのペットボトル10本です。
4人家族だと、2Lのペットボトル40本
なので、6本入りの箱を約7箱置かないといけません。

米は、5kgで(1食が0.5合=75gとして)66食分
1日2食を米を食べるとしたら、1週間で14食分必要
4人家族だと、56食
なので、まず5㎏の米袋が1つ余分に家にあると安心です。
私の家だと1食が0.5合で済まないと思うので、2袋以上ですね。
その他パスタや乾麺を用意したいと思います。

タンパク質

缶詰を含む、タンパク質は、2日ほど冷蔵庫や冷凍庫のものを食べると考え
2食分(昼と夜)×5日=10
4人分で、40食分
缶詰40個分の場所の確保が必要ですね。昔ながらの保存食のカツオや干しえびなどの乾物のストックも場所が少なく済むので、増やそうと思います。

熱源

ガスボンベは、1人1週間およそ6本と書かれていました。
キャンプの時にも良く使いますが、外や寒いところで使うと効率も悪いんですよね。
そうすると4人分だと24本!
3本入りのパックを8セット必要です。
慌てて家の中のストックを見たら、14本でした。
あと10本買い足そうと思います。

実際に我が家の非常時の献立と備蓄リストをつくってみた

備蓄の管理をするために、実際の7日間の献立とともに、備蓄リストをつくってみました。なぜ作ったかというと、下記のブログにも紹介していますが、防災キャンプを以前体験して、備蓄用の食品は、美味しくないし、飽きてくるという体験をしたから、普段使っている食品に近いものを備蓄したいと思て散るからです。また、普段使うものだと使ってしまうので、ではどれぐらいあったら安心できるのか知りたかったので、まずは献立をたててみました。

我が家は、夫婦2人と高校生と中学生男子がいます。なので、大人4人分として考えました。

下の表が考えた献立表です。1~3日ぐらいは、冷蔵庫や冷凍庫の食品を食べることになると想定しています。その時でどんな食品が入っているか分からないので、そこは臨機応変に対応しようと思います。

上の表から、備蓄リストを考えました。普段使いのものは、買い足すのを忘れそうなので、多めに数を記入しています。今後はこのリストを見ながら、在庫チェックをしていきます。

このリストを作って、考えたことは、日常的に使う日持ちのする野菜や卵、牛乳、調味料は、普段から多めに購入して切らさないようにしたいと考えました。これら普段使っている食材があることで、食事のバリエーションが広がりますし、栄養もバランス良く取れます。特に常温でもおいて置ける野菜は、大事な栄養源ですので、ストックを持つようにしたいです。

備蓄にはスペースの確保が必要

こう考えていくと、備蓄するにもかなりの収納スペースが必要だということが分かります。
皆さんのお住まいは、どのようにスペースを確保していますか?私は、片付けをしてできたスペースを防災備蓄に使っています。

食品は、普段使いながらのストックなので、主にキッチンに収納するようにしています。さらに廊下の収納には、防災グッズになるようなキャンプ用品やガスコンロ、寝袋、ライト、電池などを置いています。避難に最低限必要そうなものは、玄関収納の上に入れて、非常時にも分かりやすいようにしています。


この備蓄ですが、今するのがおすすめです。物が足らないときにしてしまうと、買占めとなって周りから不満がでます。物が充実している今なら、少し多めに買っても、困る人がいないです。ぜひ思い立ったら吉日ということで、少しずつ買い足ししてみてください。


下記のサイトもとても参考になりますよ。
家庭備蓄ポータル
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/index.html

まとめ

・水、米(エネルギー)、缶詰(タンパク質)、カセットコンロ(熱源)というくくりで、現在の備蓄を見直してみましょう。

・実際に自分の家に合う献立を考えて、備蓄の品を決められるのをおすすめします。よくある備蓄用のごはんを購入する際は、一度味見をしてみてから、備蓄するか考えましょう。

・備蓄するためにも、場所の確保が必要です。備蓄に向いている場所を見つけ、必要な量を確保しましょう。