オーダー家具の塗装の色を決めるときには、サンプルをつくって検討します

今度納品するオーダー家具の塗装サンプルが届きました。色は、塗装見本からインテリアに合う色をセレクト。「どの色にしょうか」選ぶのは迷いますが、なかなか他にはない色でつくれるのが醍醐味です。

上の写真では、どちらも同じように見えますが、表面の加工が違います。左は、マットな仕上げで、右は艶のある仕上げです。光の反射で分かりますよね。
今回はこの家具を置く裏の壁に、ライムストーンを貼るのでマッな表情のライムストーンの仕上げと対照的な、少し艶がある仕上げでつくることになりました。

この塗装見本をみながら、「どんな風に出来上がるか」想像すると楽しくなります。職業病でしょうか。 ずっと見ていても飽きません。

このように、オーダー家具で塗装仕上げをする場合は、サンプルをつくって確認することが多いです。艶の仕上げによっても色の雰囲気が変わります。このようにサンプルをつくって検討するため、時間と手間がかかります。そのため価格も化粧板を使うよりは高くなります。その代わり、色の選べる幅が広がりますので、希望に合うものをつくることができます。

どうしても規格のものだと、希望に合うものがないという場合には、塗装仕上げを選ぶ方法もあります。