さよなら、私の眼鏡。…と思ったら?落としものからの学び

先日、眼鏡ケースごと眼鏡を落としてしまいました。
気づいたのは夕方のこと。次の日の準備をしようとしたとき、いつも同じ場所にあるはずの眼鏡ケースが見当たらないことに気がついたのです。思い返してみると、朝、電車の中で眼鏡ケースを見たのが最後でした。
その日は息子の大学のオープンキャンパスに付き合って出かけていました。電車の中や待ち時間に仕事をしたこともあり、鞄の中を何度か出し入れしていました。きっと、電車か、大学の講堂のどちらかで落としたのだろうと考えました。
しかも、私が持っている中で一番いいフレームの眼鏡だったので、かなりショックでした。昔よく使っていましたが、最近使っていなかったので、使おうと思って鞄にいれはじめたばかりだったので、そんなことをした自分を悔やみました。
仕方がないので、翌日、電話をかけて落とし物がないかきいてみることにしました。大学に電話をしてみると「届いていません」との返事でした。ただ、「また見つかるかもしれないので、しばらくしてから再度お電話ください」と言われました。
次に、東京メトロへ問い合わせました。「どのようなものを落とされましたか?」という質問に対し、「くすんだベージュの眼鏡ケースで、フレームは紫っぽい色、メーカーは〇〇です」と特徴を伝えました。こちらでも「これから届く可能性もあるので、またお電話ください」とのことでした。
その際、乗車した電車が東武線と直通していることを教えてもらい、そちらにも電話をしてみましたが、やはり見つかりませんでした。
拾得物がその日のうちに届くとは限りません。ちょうどお盆休みと重なったこともあり、休み明けに再度連絡してみることにしました。
そしてお盆休みが明けました。大学に電話をしましたが、やはり眼鏡の落とし物はありませんでした。
次に東京メトロに電話すると、「グレーのケース、透明なレンズ、えんじ色のフレームで、お伝えいただいたブランドの眼鏡」の届け出があったと教えてくれたのです。
どうやら最初に電話した日から5日後に届けられていたようで、ことときにはすでに警察へ移管されていたのでした。警察の遺失物センターへ受け取りに行くことになりました。
あー良かったと一安心して、遺失物センターのウェブサイトを調べると、オンラインで受け取り予約ができるようでした。早速予約したところ、「先に遺失物の届け出をしてください」との連絡がありました。そこで、オンラインで遺失物申請を済ませ、ようやく受け取りの予約ができました。
今回の落とし物の一件から学んだことがあります。
まず、すぐに警察へ遺失物届を出すべきだったということです。もし先に出していれば、警察から連絡をもらえたかもしれないですし、こんなに数か所に電話をかけなくても良かったかもしれません。
次に、言葉で正確な色を伝えることの難しさです。私自身は「くすんだベージュ(グレージュ)」のつもりで伝えたケースの色は「グレー」と登録され、「紫っぽい色」だと思っていたフレームは「えんじ色」と記録されていました。色見本などがあれば正確に伝えられますが、言葉だけで表現するのは本当に難しいものです。あきらかに、赤や青など分かりやすい色はいいのですが、微妙なニュアンスの色の場合は難しいと感じました。もしかしたら、表現が少し違うだけで別の物だと判断され、見つからなくなってしまう可能性もありそうです。今回はブランド名や降りた駅といった他の情報が一致したため見つかりましたが、そうでなければ発見は困難だったでしょう。
そして当たり前ですが、何より、持ち物には名前を書いておくことが一番大切だと痛感しました。遺失物の届け出があったものを警察のホームページから見ることができるのですが、めがねだけでも、数多く落とし物が届いているようです。この中から探すのは大変なので、なるべく自分のものと分かる情報として、記名は大事だなと思いました。眼鏡本体には書きにくいから、眼鏡ケースにでも名前を書いておくと、落としても早く見つけられそうです。
この文章を書いている時点では、まだ取りに行けていません。届け出があった日時やブランド、色の特徴から、きっと私の眼鏡に違いないと思っています。そうであってほしいです。